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  • ケニア駐在員がレポート!~成長する東アフリカ市場と、その中核を担うケニアの物流~

2025年8月15日

ケニア駐在員がレポート!~成長する東アフリカ市場と、その中核を担うケニアの物流~

ケニア駐在員がレポート!~成長する東アフリカ市場と、その中核を担うケニアの物流~
ーもくじー

いま、世界の企業が注目する新たな成長エリア、それが東アフリカです。
中でも「ケニア」は、港湾整備・鉄道インフラ・自由貿易の推進などを背景に、アフリカ大陸内外の物流・経済ハブとしての存在感を急速に高めています。

 

本記事では、現地ナイロビ駐在員の視点から、ケニアの物流インフラ、主要港の活用、そして輸出実務について解説いたします。

 

<なぜ今、東アフリカが注目されるのか>

現在東アフリカでは、ケニアを中心に、人口動態、都市化、インフラ投資、デジタル化の加速といった成長要素が複合的に進行しており、今や「ポストアジア」の主要候補として各国から注視されています。

さらに、アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)の発足や東アフリカ共同体(EAC)の存在により、域内貿易における関税・非関税障壁が徐々に取り除かれつつあります。これらの動きが、東アフリカをハブとするグローバル企業の進出と投資の後押しとなっています。


<ケニア物流インフラの要:SGRと港湾整備>

rail_kenya-1

ケニアの物流インフラでまず名前が挙がるのが、モンバサ港と首都ナイロビを結ぶ国家プロジェクト「SGR(標準軌鉄道)」です。これは、大型貨物を効率的に内陸部へ輸送する手段として急成長しています。

この鉄道網により、モンバサ港に到着したコンテナ貨物は、トラック輸送に比べて大幅に安定かつ迅速にナイロビまで到達できるようになりました。

また、ケニア国内だけでなく、ウガンダや南スーダンなどの内陸向け中継地としての重要性も高まりつつあり、国際物流を支える幹線としての役割が拡大しています。

 

<モンバサ港 vs ダルエスサラーム港の戦略的活用>

港湾の選択は、東アフリカ物流戦略の基礎設計とも言えるほど重要です。東アフリカ地域では、モンバサ港(ケニア)とダルエスサラーム港(タンザニア)が主要な海上ゲートウェイとして機能しています。


港名

特徴

モンバサ港(ケニア)

 

ケニア南部に位置し、東アフリカ最大級の積み荷処理能力を有しています。SGRとの連携によりナイロビへの直結性が高く、工業製品や建設機械など重量物輸送との相性にも優れています。日本からの海上貨物のエントリーポイントとしても一般的です。

ダルエスサラーム港(タンザニア)

 

タンザニアに位置し、ルワンダ、ブルンジ、東コンゴ方面へのアクセスルートとして機能しています。今後、鉄道網の整備が進めば、これら内陸国との接続性はさらに向上する見込みです。

 重要なのは、どちらか一方を選ぶのではなく、ビジネス用途に応じて両港を戦略的に使い分ける視点です。例えば、重量物や納期に制約のある貨物はSGRを活用してモンバサ港経由で輸送し、ルワンダやブルンジなど南側内陸国向けにはダルエスサラーム港を選択するなど、商材・目的地・納期条件に応じた柔軟な輸送ルート設計が、リスク・コスト管理にも直結します。

 

<日本からケニアへの輸出プロセスと実務の勘所>

ケニア向け輸出の実務には、想像以上に段階的で慎重な対応が求められます。中でも押さえておきたいのが、IDF(Import Declaration Form)、PVoC(輸出前適合性検査)、そして現地での通関手続きです。

まず、輸入者側(ケニア法人など)は、現地の税関当局(KRA)にIDFを申請・取得する必要があります。IDFは貨物ごとに必要な申請書類で、これがなければその後の手続き全体が止まってしまうため、輸出者との連携が必須です。

続いてPVoCへ進みます。これはケニア政府が定めた品質・表示・安全基準に基づいて、第三者検査機関が行う検査です。製品の仕様書、ラベル、パッケージ記載事項などが検査対象となるため、十分な事前確認が求められます。なお、検査対象や基準は変更されることもあるため、都度最新情報の確認が重要です。

PVoC証明書が発行された後は、貨物の積み込み・海上輸送が行われ、ケニア・モンバサ港に到着します。

ここで重要なのが、B/L(船荷証券)に記載されるFinal Destination(最終仕向地)です。この記載内容によって、通関をどこで行うかが変わります。

  • Final Destinationが「Mombasa」の場合:モンバサ港で通関手続きを行い、引取り後に内陸部へ配送します。
  • Final Destinationが「ICD Nairobi」など内陸コンテナデポ(ICD)の場合:貨物はSGR(標準軌鉄道)で内陸に輸送され、ナイロビ側で通関を行います。

どちらの申告ルートを選ぶかは、納入先の所在地、リードタイム、税関処理のスムーズさなどを総合的に判断する必要があります。

以下が輸出の基本的な流れを簡単にまとめたものになります。

 

<輸出手順の流れ>

  • 輸入者によるIDFの取得
  • 船会社への予約・ブッキング
  • 輸出者によるPVoC検査の実施(検査書の発行)
  • 検査合格後に貨物の積載・海上輸送
  • モンバサ港到着後、IDFおよびPVoCに基づいた通関
    • Final Destinationがモンバサ:モンバサで通関・配送
    • Final DestinationがナイロビICD等:SGRで輸送後、ナイロビで通関・配送
  • 通関後、最終納入先までの内陸輸送

IDF、PVoC、通関の3ステップは「書類の正確性」「事前の段取り」「現地との連携」が鍵を握ります。特に、HSコードやラベル記載内容の整合性は審査に直接影響するため、企業側で仕様書や製品情報を一元管理し、現地輸入者と密に情報を共有することが、トラブルのリスクを大きく軽減するポイントとなります。

なお、輸出品がPVoCの対象外かどうかは、例外も多いため都度確認が必要です。また、たとえPVoCの対象外であっても、KEBS(ケニア標準局)による到着時検査(Destination Inspection)の対象となる可能性があり、登録・認定がない場合やWaiverが適用されていない場合は、別途検査料が発生します。

 

<商船三井ロジスティクス・ナイロビ支店が提供する価値>

ケニアを中心とした東アフリカ市場は、今や“遠いフロンティア”ではなく、着実な成長が期待される現実的なビジネスエリアへと進化しています。その一方で、制度の複雑さや物流環境の不確実性といった課題も多く、ビジネスを円滑に進めるには、現地の制度や通関手続きに精通し、輸送設計まで一貫して対応できるパートナーの存在が不可欠です。

 

当社ナイロビ支店は、2017年の設立以来、単なる物流業者の枠を超えて、現地実務に即した対応力と多様なサービス展開を強みとする総合ロジスティクスパートナーとして、東アフリカでのビジネスを支援してまいりました。

IDF取得支援や通関書類の精査、PVoC手続きに関するアドバイスに加え、通関完了後のSGRやトラックによる内陸輸送の手配まで、日本語対応可能なジャパンデスクと現地に精通したスタッフが連携し、スムーズな物流を支援しています。

当社自社倉庫はナイロビ市内のICD(内陸コンテナデポ)から車で約5分、ジョモ・ケニヤッタ国際空港(JKIA)からも15分という、好立地にございます。同倉庫では貨物の一時保管、在庫管理、ラベル貼付、仕分け、再梱包といった倉庫付帯サービスにも対応しています。

さらに、法人駐在員様向けの海外引越サービスも展開しており、現地拠点の立ち上げに伴う什器や個人資産の輸送、搬入・設置までをトータルでサポートいたします。法人進出の初動フェーズから、現地での安定運用に至るまで、幅広いニーズに対応できる体制を整えています。

 

ケニア・東アフリカでの事業展開をご検討の際は、ぜひ一度、当社ナイロビ支店までお気軽にご相談ください。

 お問い合わせはこちら <https://info.mol-logistics-group.com/inquiry/>

 

 

<TICAD9出展のお知らせ>


このたび弊社は、商船三井およびRevital Healthcare社とともに、2025年8月20日(水)~22日(金)にパシフィコ横浜で開催される、JETRO主催の「TICAD Business Expo & Conference」に共同出展いたします。

 TICAD9_mailbanner_3

<TICADとは>

TICAD(Tokyo International Conference on African Development/アフリカ開発会議)は、アフリカの開発をテーマに、日本政府の主導により1993年から開催されている国際会議です。国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行、アフリカ連合委員会(AUC)との共催により、政府間対話と民間連携を推進する重要な国際会議となっています。

 

<商船三井、商船三井ロジスティクスの展示内容>

今回のTICAD9では、商船三井グループとして出展し、会場ブース内には打合せスペースのほか、ウインドチャレンジャーや自動車船「Turquoise Ace」の模型も展示いたします。

 

当社、商船三井ロジスティクスはケニア・ナイロビに拠点を構え、東アフリカを中心にフォワーディング事業を展開しています。2024年1月には、医療用品製造大手Revital Healthcare社との戦略的提携を開始し、医療物流の強化を進めております。

 

今回の展示では、現在計画中のケニア・モンバサ新倉庫構想をご紹介します。冷蔵・冷凍対応の保管設備や、医療物流に特化した運用体制、Revital社との共同モデルなど、「医療の届かない地域に確実に届ける」ための具体的な取り組みを紹介いたします。

また、商船三井からは、アフリカ地域での主な事業として以下のプロジェクトをご紹介予定です。

  • トルコ企業Karpowershipとの発電船事業
  • Alistair Groupによる重要鉱物輸送事業
  • 外国人人材サービス事業
  • 海洋温度差発電事業
  • マングローブの保全・再生(ブルーカーボン事業)

展示の詳細については、商船三井のソリューションサイト「TICAD9に出展!商船三井のアフリカ事業最前線―物流から人財育成、再生可能エネルギーまで」をご覧ください。

 

<出展概要>

  • イベント名: TICAD Business Expo & Conference(TICAD9併催)
  • 日  程: 2025年8月20日(水)~8月22日(金)
  • 時  間: 10時00分~18時00分(※初日は11時~、最終日は17時まで)
  • 会  場: パシフィコ横浜 ホールB・C
  • ブース番号: F22
  • アクセスMap:https://maps.app.goo.gl/A1Fx6RQXFU8n99gk9

TICAD Business Expo & Conferenceについての詳細はこちら:https://www.jetro.go.jp/events/ticad9.html

 

<ご来場にあたりご案内>

ご来場には、JAFAのサイトより事前登録が必要です。下記の「TICADに来場登録」よりお手続きください。

 

◆当社ブースへの事前予約のご案内

当社ブースへのご訪問は事前予約をおすすめしております。
「当社ブースでの席を予約」よりご予約ください。
皆さまと会場で直接お話できることを、心より楽しみにしております。

今後のアフリカ市場への展開や新たな連携のきっかけになれば幸いです。

TICAD来場登録
当社ブースでの席を予約

 

 

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執筆者:新保 恵太

ホーチミン(ベトナム)での5年半の駐在後、ナイロビ(ケニア)にて営業・事業開発を担当中。 ゴルフ場でシマウマがいたエピソードを飲み会で話題にしがち。

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