2022年7月1日 その他
初めまして、商船三井ロジスティクスです。
MLG BLOGにお越しいただき有難うございます。
この度、商船三井ロジスティクスでは、お客様にとってより身近に物流情報にアクセスできるようブログを開設いたしました。
国際物流に関する基本的な知識、弊社の海外ネットワークを活かした海外現地情報、最新の物流トレンドなどを発信してまいります。
「こんな情報を発信してほしい!」などございましたら是非リクエストお待ちしております!
お客様のお力になれるような情報を発信してまいりますので、これからどうぞよろしくお願いいたします!
まず、私ども「商船三井ロジスティクス」のこれまでの歩みや、サービスについてご紹介させていただきます。
<商船三井ロジスティクスの歩み>
商船三井ロジスティクスの歴史は1960年(昭和35年)までさかのぼります。
「商船三井」という名前が入っているため、なんとなく海運会社のイメージが強いのではないでしょうか?
お客様からも驚かれることがありますが、実は商船三井ロジスティクスはもともと航空貨物を取り扱うフォワーダーとしてスタートしました。
1960年、三井物産(株)、三井船舶(株)、三井不動産(株)など、三井系企業の出資によって『(株)三井ライン・エアサービス』が創立しました。創立から3年後の1963年(昭和38年)にIATA貨物代理店となり、国際航空貨物の取り扱いを開始、そして同年早くもアメリカに現地法人を設立しました。
東京オリンピックが初めて開催された1964年(昭和39年)、社名を『三井航空サービス(株)』に改称。
そして1973年(昭和48年)には「利用航空運送事業
(航空貨物混載事業)」の免許を取得しました。
この免許を取得したことによって、お客様からのお荷物を
まとめ、弊社の名前で航空会社に輸送を依頼、
着地後お客様のお荷物ごとに仕分けして配送をする
「混載貨物の輸送」を請け負うことができるようになりました。
1989年(平成元年)、住友グループ系であったの商船航空サービス(株)と合併し『エムオーエアシステム(株)』と なりました。
そして2001年(平成13年)、エムオーエアシステム(株)は国際輸送事業部門(貨物)と旅行事業部門(旅客)を分社化し、旅客部門は『エムオーツーリスト(株)』に、そして貨物部門は国際物流事業会社として『商船三井ロジスティクス(株)』に改称いたしました。
かつて航空貨物専門フォワーダーとしてスタートした商船三井ロジスティクスは、今では商船三井グループの物流の中核を担う会社として、航空貨物のみならず海上輸送貨物、海外引越貨物、倉庫業をはじめとするロジスティクスなど多くの物流ソリューションを請け負う総合物流企業となりました。
<世界に広がるネットワーク>
1963年、アメリカでの現地法人設立を皮切りに、商船三井ロジスティクスは次々と海外に現地法人を設立しました。
米国現地法人設立後は、1984年(昭和59年)に香港現地法人、1988年(昭和63年)に英国現地法人、1989年(平成元年)にはドイツ現地法人を設立しました。
アジア、アメリカ、ヨーロッパと世界中のビジネスを物流面で支えるべく、現地法人設立および代理店契約を重ねてきました。
2017年にはケニアのナイロビに、日系物流企業として初めて自社拠点を設立しました。
現在26か国137の自営拠点、51か国188拠点に代理店を構え、世界中に物流ネットワークを拡大しつづけています。
<多種多様な物流サービスの経験がございます>
「こんな大きいものをどうやって運べばいいのだろう?」
「危険品や医薬品を輸送したいけれど、どんな書類を用意すれば良いのだろう?」
「もし大事な製品を通関時に没収されてしまったら…?」
「自慢の野菜や果物を世界の人に楽しんでもらいたい!」
お客様によって物流に対する疑問点や解決したい問題は様々です。
「モノを輸送する」ことは単純に聞こえて、実は非常に複雑なプロセスを踏んでいます。
その一つ一つの課題やハードルに商船三井ロジスティクスは真摯に向き合い、社員一人一人の知見や経験、そして海外ネットワークの情報を駆使し、テーラーメイドでサービスを構築の上、お客様と共に乗り越えてまいりました。
航空機でのヘリコプター輸送、ODA関連の貨物の海上輸送、「商船三井」グループの力を結集したコイル輸送スキームの開発などユニークな輸送なども実行してきました。
これからもより一層お客様の課題解決の一助となるべく精進を続けてまいります。
<どんな時も私たちは止まりません>
私たちは今、歴史の大きな転換点にいます。
未知のウイルスの流行、世界中で発生している異常気象による災害、そして各地での大きな紛争。
私たちの生活や働き方は大きく変わりました。そんな中でも「物流」は変わらず動き続けています。
世界情勢に大きく左右されながらも、「経済を止めてはいけない、物流を止めてはいけない」 。
そんな思いで私たち商船三井ロジスティクスは、予期せぬ困難にも柔軟に立ち向かえるよう日々情報収集を重ね、お客様のビジネスを支え続けられる力をつけています。
お客様が抱える物流の課題、一緒に解決しましょう。
商船三井ロジスティクス(株)
DXプロジェクトチーム一同