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  • ATAカルネとは?カルネを使用した通関のメリットと手順を解説

2024年1月19日 物流の基礎知識

ATAカルネとは?カルネを使用した通関のメリットと手順を解説

ATAカルネとは?カルネを使用した通関のメリットと手順を解説
ーもくじー

<ATAカルネとは?>

ATAカルネとは、世界の主要国の間で結ばれている「物品の一時輸入のための通関手帳に関する通関条約(ATA条約)」に基づく国際的制度による通関用書類のことです。 ATAとは一時輸入を意味するAdmission Temporaire(フランス語)Temporary Admission(英語)の頭文字の組み合わせたもので、カルネはフランス語で手帳を意味します。

主に、商品見本、展示用物品、職業用具など、日本に再度持ち帰る用品を他国へ輸送する際に使用します。

 

<カルネを利用するメリット>

ATAカルネを利用すれば、異なる国々の税関で都度通関書類を作成する必要がなくなり、通関書類作成に費やす時間を大幅に削減できます。

例えば、展示会で使用する用品を日本からアメリカに輸送し、展示会が終わり次第日本へ輸送するといケースで考えてみます。

この場合、通常の通関手続では「日本での輸出通関」「アメリカでの輸入通関」「アメリカでの輸出通関」「日本での輸入通関」と4回の通関手続きが必要になり、通関毎に通関書類の準備が必要になります。

 

ATAカルネを使用することで、通関書類を毎回作成する手間を省くことができるのです。

 

またカルネを利用して通関した場合、物品はすべて一時輸入の物品として扱われるため、輸入税等が免税になるというメリットがあります。

 

<ATAカルネ通関を利用できる国と利用可能な条件>

ATAカルネは現在、約80ヵ国で利用可能です。ただし国によって、担保料率、製品の用途、規制品目等によってカルネを利用できない場合があるため、輸送する国のカルネ規定の確認が必要です。詳細は日本商事仲裁協会のウェブサイトで確認することができます。

 

■ATAカルネ加盟国/地域(カルネを利用できる国)

エリア

国名/地域名

TC-1

アメリカ、メキシコ、カナダ、チリ

TC-2

アイスランド、アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、デンマーク、ドイツ、トルコ(現テュルキエ)、スイス、スウェーデン、スペイン、チェコ、ベルギー、ポーランド、フランス 、ハンガリー、アラブ首長国連邦、アルジェリア、アルバニア、アンドラ、イスラエル、イラン、カタール、エストニア、キプロス、ギリシャ、コートジボワール、スロバキア、スロベニア、ルーマニア、セルビア、クロアチア、ジブラルタル、セネガル、南アフリカ、チュニジア、ノルウェー、バーレーン、フィンランド、ブルガリア 、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポルトガル、マダガスカル、マルタ、モーリシャス、モルドバ、モロッコ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、レバノン、北マケドニア、ウクライナ、ロシア

TC-3

中国、韓国、香港、インド、インドネシア、オーストラリア、ベトナム、マレーシア、シンガポール、タイ、ニュージーランド、モンゴル、マカオ、カザフスタン、スリランカ、パキスタン

※ロシア、ウクライナは現在発給停止中

※台湾はATAカルネに代わるSCCカルネを用いた一時輸入をすることが可能

(参照:一般社団法人 日本商事仲裁協会 JCAA 日本商事仲裁協会「カルネ加盟国と使用状況」より)

 

■カルネを利用できる条件/利用できないケース

カルネを利用できる条件、出来ないケースは下記のように定められています。 また、先述した通り国毎に、用途や物品によって利用できない場合もあります。

 

(利用できる条件)

  • 持ち込もうとする国が、ATA条約に加盟していること
  • 有効期間は1年以内となっていること
  • 利用できる物品の主なものは、商品見本、職業用具、展示用物品等ですが、持ち込もうとする国により必ずしも全部認められるものではないこと
  • 利用者は、外国に持ち込んだ物品は、ATAカルネの有効期間内に必ず持ち出す義務があること

 

また、法令の規定により、通関に際し事前に許可・承認が必要な物品には、許可・承認書の添付が必要であることに注意してください。

 

(カルネを利用できないケース)

  • 日本へ持ち帰らないもの
  • 輸出時と形状・性質が変化するもの
  • 消耗品や食品、価額が0円のもの
  • 修理や加工を施す物品
  • 貸出等でリース料が発生するもの
  • 各国の法律で輸出入不可のもの
  • 自然破壊に通じる職業用具

(引用:一般社団法人 日本商事仲裁協会 「カルネとは」)

 

<ATAカルネの申請方法>

 ① 日本商事仲裁協会のウェブサイトから利用登録を行います。
 ② 利用登録が完了したら、オンラインでATAカルネの申請を行います。


カルネの申請に関しては、申請先・発行元である日本商事仲介協会へお問い合わせください。

 

<ATAカルネの輸出通関の流れ>

当社へカルネ通関をご依頼いただいた際の、基本的な流れは下記の通りです。

 

  1.  カルネの申請が完了されましたら、フライトスケジュール・通関日程の調整、通関時の準備事項をご連絡いたします。
  2.  通関の日程に合わせて指定の保税倉庫へ貨物を搬入します。カルネ原本についても期日までに弊社指定場所に送付 をお願いします。
  3.  通関日までに必要書類のチェックを弊社通関士が行います。
    (内容の不備については、事前にコピーをPDF等でメールでお送りください。カルネ原本発送までに内容確認させていただきます。)
  4.  必要書類がそろっている事を確認しましたら、空港の税関へ赴き輸出通関手続きを行います。
  5.  通関許可になると、税関よりカルネに許可のスタンプを押印されます。そのスタンプが押されたカルネ原本をAirwaybillと一緒に現地へ送ります。

また、輸入通関も基本的に流れは同じですが、輸入通関が完了し、使用済みのカルネ原本は日本商事仲裁協会へ速やかに返還する必要があります。

 

※なお、ハンドキャリーでのカルネ通関の場合こちらのサイトよりマニュアルをご参照ください。

 

<カルネ通関するにあたり事前にお客様にご用意いただきたい物>

 

・お客様の名刺

カルネの名義人の署名欄にサインされた方の名刺が必要です。 名刺にカルネにサインしたものと同様のサインをしてコピーPDFをメールにてお送りください。

 

・輸送する用品の写真(※場合による)

木箱など開梱が困難な際は写真のご用意が必要になる場合がございます。
輸出の際と、再輸入の際に同じ用品であるかの確認が必要になりますが、同製品か識別するために製品の銘板やシリアルナンバーを参照します。
銘板、シリアルナンバーがない場合、カルネの使用を認められない場合がございます。
貼り換えた場合にそれがわかるようなシール、ステッカーを貼付ることで認められる場合もありますが、輸出・再輸入で同製品が識別できる証明が難しい製品については、基本カルネの使用を税関が認めない事にご注意ください。

 

・カルネ現本の提供、コピーの事前ご提供  

貨物を出荷(搬入)する空港の税関にてカルネ原本と物品を確認します。 カルネ通関は通常の通関より少々お時間を要する場合があります。書類に不備があればその分また許可が下りるまでの時間が延びることになります。 カルネのPDFを事前にご提供いただき、弊社の通関士が書類に不備がないか確認いたします。

また、カルネ原本は現地へ発送する必要がありますが、Airwaybillとあわせて送る場合は書類CUTまでに提出する必要があります。 Airwaybillとあわせて送る場合は、書類を税関から提出場所まで届ける時間の余裕も見ておく必要があります。 (※場合により、カルネ原本は別途クーリエで発送する場合もあります)

 

・英文委任状(※場合により)

カルネを申請する際に、カルネ申請時[使用者欄]に各通関業者の英文社名、荷受人等を入力し、カルネに記載する必要があります。 カルネ申請時に通関業者の記載をしていない場合、通関時にこちらの委任状を税関に提出する必要があります。なお、委任状に指定の書式は基本ございませんが、委任状不可の国や、委任状フォーマットに指定がある国もありますのでカルネ申請前に確認することをお勧めいたします。

 

・輸出にあたり必要情報、書類の確認

カルネを使用して通関する場合でも、輸出貿易管理令に基づく規制の該非判定は必要となります。

また、航空輸送上の危険品にあたる製品の場合は事前のご連絡、SDSのご提供等が必要となりますのでご注意ください。

 

<フランスでのハンドキャリーサービスはカルネも対応!>

プレミアムハンドキャリー配送サービス

当社は、パリ・シャルルドゴール空港にてプレミアムハンドキャリー配送サービスをスタートいたしました。こちらのサービスでは、大量の手荷物を持ち込む際にご利用でき、手持ち荷物の輸入手続きを通常より短縮することが可能になります。

シャルルドゴール空港での通関手続きでは、ATAカルネ通関の対応も可能です。

サービスの詳細はこちらをご覧ください。

 

<ATAカルネを使って輸入輸出手続きを簡単に>

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

ATAカルネを利用すれば、各国での通関手続きの簡素化することができ、時間削減や免税できるといったメリットがあります。ただし、利用可能な国や物品には特定の制限があるため、事前の規定や条件の確認が必須になります。

また、ATAカルネの利用の際には、カルネ申請から通関までには一定の手続きと準備が必要となりますので、余裕を持った準備をお勧めいたします。

弊社商船三井ロジスティクスでは、世界各国でのカルネ通関の実績も豊富にあり適切なアドバイスが可能です。

お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。お問い合わせはこちら <https://info.mol-logistics-group.com/inquiry/>

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執筆者:M.N

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